受講者の声

若佐久美子バレエスクール

私は、3歳の頃に若佐先生の元でバレエをはじめました。
21才の時に京都バレエ専門学校を卒業し、バレリーナになりたい夢をどこか諦めきれずもやもやしていた頃、再び若佐先生に師事しフェルデンクライスに出会いました。最初は、フェルデンクライスで先生が伝えてくださっていることがよく分からず、途方に暮れていました。ただ、先生と自分を信じて、もう一度夢を叶えるために出直そうという意思だけは変わらず持ち続けました。今思うと、この想いが1番大切だったと思います。先生からの学びをどれだけ素直に受け入れられるか。それを学んだ自分をどれだけ信じてあげられるのか。私はそれが出来たから、新たな自分に出会うことができ、プロのバレリーナになる夢を叶えることができました。
その後、5年間の新国立劇場バレエ団での活動を経て結婚を機に引退し、今はピラティスインストラクターとして活動しています。
なぜなら、フェルデンクライスやピラティスに出会えたことで、コンプレックスだらけの身体を受け入れ、新たな自分の可能性に気付くことが出来るようになったからです。
自分自身が苦戦してきたからこそ、同じように悩んでいる人たちを助けたいという想いがあります。

中学生の頃、レッスンノートに若佐先生が「何よりも自分を愛すること、それがバレエだよ」と書いてくださった言葉を今でも忘れられません。
私は、当時から今に至るまで、いつでもこの言葉を思い出して自分に問いかけます。
若佐先生からは、バレエのご指導は勿論、自分の生き方や在り方を沢山学ばせて頂きました。バレエから少し離れた今でも、27年間やってきたバレエが私を支えてくれていて、これから先もそうなると信じています。若佐先生に出会い、バレエに出会えたことが本当に幸せです。
これから先の人生も、若佐久美子バレエスクールで得た沢山の学びを糧に頑張っていきたいと思います。

北村香菜恵さん(卒業生)


若佐久美子バレエスクール

私は11年間若佐久美子バレエスクールでバレエを習っていました。高校卒業後は大学に進学し、資格をとり幼稚園で働いていました。現在は娘も2人産まれ、子育ての真っ最中です。上の娘はバレエを習い始めました。

バレエを始めて、心も身体も一緒に成長しているように感じます。バレエを始める前は何事も「出来ないからしない…。」と言う事も多かった我が子です。初めの頃はレッスンでも難しい事があり困っている姿も見られました。そんな我が子に先生方は、「一緒にしてみよう!」と優しく受け入れて下さいました。先生方の支えのお陰で最初の一歩を踏み出してレッスンをしていました。しばらくすると出来る事も増えてきて、レッスン中に笑顔も見られるようになりました。その繰り返しで少しずつ自信がついてきたように思います。最近は「やってみる!」と自分からどんな事も挑戦してみようとする姿も見られるようになりました。

身体の方も体幹がついてきたように思います!キッズのクラスは、バランスデスクやトランポリンなどがあり、子ども達がやってみたいと思うレッスンが沢山あります。なので、我が子もすぐレッスンが好きになり、楽しく取り組んでいます。ふと我が子の立ち姿も見ると、「あれ?前よりまっすぐに立っているなー」と感じる事もあります。普段の公園で何気なく遊んでいる姿を見ても変化が…バレエを始める前は、上手くバランスが取れず私と手を繋ぎながら、固定遊具などで遊ぶ事が多かったです。バレエを始めてからは体幹がしっかりしてきて、1人ですいすいと軽やかに高いジャングルジムを登ったり、走るのも早くなったり、鉄棒に長い間ぶら下がってみたり…。軽やかな身のこなしで色んな事が出来るようになりました。

楽しくレッスン出来て、心も身体も成長出来る素敵な経験をさせてもらっていると思います。
私が習っていた頃と変わらず、若佐のバレエは自分で考える事を大切にしてレッスンをされています。先生方はすぐに答えを言わずに、自分で答えを導き出せるようにしっかりと待って下さいます。小さな子ども達でも頭の中で色々な事を考えて、楽しくレッスンしています。
親である私もバレエを通して成長していく我が子を見て嬉しくもあり、人として色んな事を考えさせられます。私も親として育ててもらっているようです。これからもここでバレエを通して親子共に成長出来たらと思います。

長谷川綾菜さん(旧姓 川口)


若佐久美子バレエスクール

バレエは幼少期からやっている子が多い中小学校4年生から習い始めた私は周りから何もかも遅れていました。同年代の子と同じようなレベルで出来なくて、発表会の時など、みんなで踊る時にはかなりご迷惑をおかけしたと思いますが、真剣に向き合ってご指導して下さいました。

私がとても印象に残っている先生のお話があります。
それは、先生がみんなの前でレッスン中に「今日𓏸𓏸ちゃんが、階段のゴミをさっと拾ってゴミ箱に捨てていました。私はそういうことをサラッとできる人を凄いとおもいます。誰も見ていないところでもそういうことが出来る人を私は大好きです」
先生は、バレエをしてる時だけじゃなくて、そういう人間力の部分も見てくださって、評価してくださいました。

私は今、東京で女優のお仕事をしていますが、上京するギリギリまでバレエを習わせて頂きました。

最後のレッスンの後に、いつも怖いと思っていた先生が(笑)
「いつでも帰ってくればいいんだから。」
そうニコッと笑って言ってくださったことを忘れません。

そして
人を気遣う心、自分だけで精一杯になり、周りが見えなくなることで大切なことを見落としてしまうこと、技術ではなく、人間力で人と差をつけることの大切さ

今現在はバレエから離れてしまっているわたしですが、バレエを通して、本当にかけがえのない大切なものを沢山授けて頂きました。

私の人生にバレエの楽しさ
そして人として何が大切なのか教えていただいた

若佐先生には今でも、本当に感謝しています。

友人達にも子供の習い事には必ずバレエをオススメしています笑

これからもバレエを通して教えていただいたことを忘れずに、活躍していけるように頑張ります!

結瀬ことりさん(本名:金村千春さん)


若佐久美子バレエスクール

私は小学3年生の時にこのバレエ教室に入りました。

中学生の時には日々のレッスンに加え、発表会やコンクールの練習など、ほぼ毎日教室に通っていたため中学生の時の思い出はスクールの先生方と、共に教室に通っていた同年代の仲間との思い出ばかりです。辛い、遊びたいと思いながらも“バレエを上手に踊れるようになりたい”というただ一つの切実な思いをみんなが持って毎日練習に励んでいたその経験は、自分の人生の大きな糧になっていると思います。

若佐先生は、ただがむしゃらに“きつい”練習をするのではなく、身体の感覚に耳を傾けて各々の身体に合った“きつくない”動きを考えることや、脚を曲げること一つをとっても骨や筋肉がどのような仕組みで動いているのか、といった身体の仕組みを考えて動くようにご指導してくださっていたことが大変記憶に残っています。またそれは、大学でバレエといったダンスについて理論的に科学的に学んでみたいと考えるようになったきっかけでもあります。

バレエの技術的なことだけでなく、あらゆる物事に通ずる考え方の基礎を教えていただいた若佐久美子バレエスクールでの学びを、これからもずっと忘れずに生きていきたいと思います。

角田ひとみさん(お茶の水女子大学)